e-Tax電子送信に関して
本日、仙台局の方々とお話をさせて戴く機会を得た。
本日の議題は、もちろんe-Tax電子送信に対する税務LANの対応について。
ざっくりと纏め直そう。
1.税務LANはXTX形式のファイルを吐き出せる。(現状でも出せる)
2.送信にはLGWANを利用するが、送信ソフトとして「電子申告の達人」又は、「e-Taxソフト」を使用する。「電子申告の達人」は利用料が発生する。
3.この電子申告対応について税務LANそのものに追加の費用は発生しない。
4.利用者識別番号を持っていない方は、その場で取得して貰う。
5.申告受付会場での利用者識別番号取得のネットワーク回線とPC、印刷環境はリードコナンでレンタル可能。
6.税務LANが直接LGWAN回線から電子送信する仕組みは追って実装するかもしれない件。何故なら、申告受付のLAN環境を直接LGWANに接続している所は無いので、当面は直送方式の実装は保留としておきたい。環境が追いつくまでの間として。
7.電子送信のテストは、4月下旬には可能とのこと、やり方を教えて下さい…、何処に送れば良いですかぁ~。(6月にテスト送信する段取りとなりました。)
8.e-Tax電子送信したログの取得について。送信エラーの取扱い。申告最終日の0時前に送りきれない申告の扱いに付いて諸々。
9.受付時に利用者識別番号の有無を確認出来る機能の実装。(前年の実績表示)
以上、こんな所か。
その他、局から聞き出したこと。
1.市町村収受分を電子送信する事のメリットについて、従来は紙で郵送された分が電子受け取りになる為、その事務処理工数を市町村収受分以外の紙申告の事務処理に振り分けられる。この事は、市町村が早く処理したいであろう、KSK申告の回付を早めることに繋がる。これは大きなメリットである。
2.上記の事務効率化により空いた時間をより多く調査に振り分けられる。これにより適正な課税を増やすことが出来、副次的に市町村の課税にもメリットをもたらす。
上記2つは、特に東北地方は市町村収受割合が高いので、メリット大と。
3.利用者識別番号の今後とマイナンバーの絡みについて、なだらかで良いので変化を求む。(私の希望)
4.税務署送付(プレプリント)申告書について、市町村収受対象者などはお知らせ案内だけにする計画等。(平成27年10月に国税庁に掲示されていました。福岡局、高松局H28分から先行。)
他にも色々ありましたが、文書化出来ません。記憶力が悪いので。
eLTAXの電子申告給報の時も、始めチョロチョロ、次ドッカン!でしたから、e-Tax送信もそうなるのかな?
何れ、お互いにメリットを得るように始動したいものです。
by 千田