確申新様式の対応で突貫工事しましたので、粗が目立つと思います。
まだ仕様が未確定な部分が有り、対応も中途半端になっています。
その辺はご容赦下さい。
こんな感じになるんだという感覚を掴むには十分かと思います。
XMLで来る配偶者控除は区分コードや配偶者合計所得の有無で、内部的に判断して項目振り分けしますが、全表パンチに出しているところは、この振り分けが面倒になりますね。区分コードもパンチして貰い、内部で精査掛けると言う方法もあります。
似たような話として、年金の寡婦区分も給報と違って性別の区別がないので、名寄せ時に自動で寡婦・寡夫を振り分けますが(スイッチONの事)、配偶者控除もそうせざるを得ない状態に。
外税控除後の金額欄が無いので、還付額にそのまま引ききれない分を計上する様な書き方をしてくる申告者が出そうです。区分コードで精査する事になります。(縦検算で判りますけどね。)
しかしながら余計なエラーを見なければならないのは確実。
さて、長らく住借控除の年調給与止め処理の自動化を望まれていましたが、パラメータ切換式で、ここの制御を行える様にしてみました。但し住借控除有りを確申させるスタンスの自治体にとっては、真逆の動作となりますので、違和感が出ると思います。両者を上手く処理させるために、もう少し考えたいと思います。
給報をパンチする際に、年調済みと年調に含まれる物、含まれない物の別がしっかり出来れば、自動的に判定させる事も可能なのですが、現実はそれを許してくれません。年調済み給報+住申で控除追加のパターンも実は弱い(弱いと言うより人の手が掛かる)です。源泉分の控除を書き換えられると正しく判定できませんし、扶養関連を個人特定で置き換えられていると、もはや給報とズレが発生している可能性がありますから。いやいや、修正が入るならもはや申告させるべきなのにね。(過去スレに書いています)
給報を給報として入力する自治体と、申告画面に展開してしまう自治体と、両方の運用をサポートする故のパラドックスとなっています。給報が100%電子給報となって、給報の形式で取り込まれるようになれば、判定も面倒な事にならないのですがね。(愚痴っぽくなってしまった)
兎にも角にも、プレ版でのフィールドテストをよろしくお願いします。
少人数で開発していますから至らない事ばかりで申し訳ございません、皆さんも開発の参加者としてお力をお貸し下さい。
by 千田